<校長通信> 「渡良瀬川の春に」
毎年春に、谷川俊太郎の「春に」を教室に掲示してもらいます。『目に見えないエネルギーの流れが 大地からあしのうらを伝わって ぼくの腹へ胸へそうしてのどへ 声にならないさけびとなってこみあげる この気もちはなんだろう・・』この詩に深く共感し心揺さぶら...
2024.07.01
<校長通信> 「利他の心―人権尊重―そして」
今週末に原稿締切りが迫る今日12月4日は、紛争と干ばつに苦しむ遥かアフガニスタンの地で、医療支援、灌漑事業に身を投じた中村哲さんが、4年前、理不尽な凶弾に倒れた命日になります。また、今日から12月10日の世界人権デーまで、人権啓発を強化する人権週間となり...
2024.02.29
<校長通信> 「・・それが全てです」
G7広島平和サミットが閉幕した5月下旬の週明けに締め切りの迫ったこの原稿を推敲しています。権威主義(独裁)国家による侵略戦争を制止できない国際社会に生きている一人の責任ある大人として、長期化する戦争で犠牲者が膨らむ悲惨な現状を前に、嘆くことしかでき...
2023.07.13
<校長通信> 今、道徳感情論を考えたい
この原稿を書いているのは令和4年12月19日未明です。日本代表がグループリーグで、強国ドイツ、スペインに勝利し歓喜に沸いたW杯カタール大会がつい先ほど幕を閉じて、アルゼンチンの至宝メッシの手に優勝トロフィーが掲げられたばかりです。このサッカーW杯での戦い...
2023.02.28
<校長通信> 「品性の陶冶」・・白鷗中創立の理念
「家庭的な雰囲気の中での品性の陶冶を旨とする教育」。これは、本校の創立理念の一つであり、DNAとなって連綿と受け継がれ本校のスクールアイデンティティを醸成してきました。卒業生や在校生から、ファミリー中等部、ファミリー白鷗中というフレーズを聞く度に、家...
2022.07.31
<校長通信> Society5に向かう子供たちへの大人の責任
今般の教育現場では、ICT教育こそ優先的絶対課題となり、小中学校のGIGAスクール構想に異を唱える人はいない。日本中の学校で子供たちにタブレットが配られICT教育のスキルアップへ導かれていく。Society4=情報社会の先には、Society5=AI、ビッグデータがもたら...
2022.02.28
<校長通信> 閉塞社会を突破する若者たち
サスティナビリティ(持続性)やレジリエンス(回復力)の著名な研究者であるロックストロームが、プラネタリー・バウンダリー(地球の限界点)を分野別に科学的数値で提示し、気候変動や生物多様性の分野で既に限界値を超え危険域に迫っていると警鐘を鳴らして10年...
2021.07.31