2年生は海外研修オリエンテーションをおこないました。JTBの藤牧さんを講師に迎え、「これからの時代を生き抜くためのグローバル」と題して講演していただきました。その内容を一部ご紹介します。
日本の人口は2050年には9700万人まで減少すると言われ、経済は衰退することが予測されています。かつて日本企業がシェア41%を占めていた家庭用テレビも2015年には8%まで落ちました。こうした中、日本で働く外国人労働者は年々増加し、2020年現在は約146万人といわれています。また、スマホの普及によって、遠い地域の人々とSNS等を通して気軽にコミュニケーションをとることができるようになりました。国境が薄らいでいく中、日本の海外進出をしている企業は人材不足(海外の人と対等にビジネスができる人)が課題となっているそうです。そこで、日本政府も教育改革を掲げ、その一つに英語4技能(話す、書く、読む、聞く)があります。中でも話す、書く力の強化が注目されています。世界では4人に1人が英語を話すと言われ、そのうち非ネイティブは80%になるそうです。シンガポール、マレーシア、フィリピンではすでに大学の授業・研究はほぼすべて英語で行われているのだとか。今後の社会が皆さんに求める能力は、異文化対応力、語学力、主体性・実行力・・・
海外研修旅行を3月に控え、その意義や目的を考える良いきっかけになったのではないでしょうか。