本日、約二年ぶりに体育館で全校揃って表彰式・終業式を行うことができました。
校長講話では俳人高浜虚子の句についてお話がありました。
『去年(こぞ)今年 貫く棒の 如きもの』
去年、今年と人は時間の流れに節目をつけるけれど、私たちが生きる時間は一本の棒のようなものであり、分け断つことはできないと比喩表現しています。悩みを抱えていた作者が自らを奮い立たせるように詠ったと句ともいわれます。
元日の朝、声に出してこの句を詠んでみてください。「我ここにあり、やってやるぞ」と胸高鳴る気持ちになると思います。